
石川県金沢市
2021.01.29
この記事では、JTBが運営するふるさと納税ポータルサイト「ふるぽ」のCM挿入曲を歌う川崎鷹也さんが、故郷である栃木県の思い出スポットを紹介。地域ナビゲーターが現地を訪れ、思い出のスポットを巡りました。
シンガーソングライター。1995年、栃木県生まれ。
2018年、アルバム「I believe in you」でシンガーソングライターとして本格的に音楽活動開始。一度聴いたら忘れられないハスキーな歌声と美しいビブラート、癖になるメロディーラインが魅力。2020年8月、TikTokで「魔法の絨毯」が人気となり同曲を使った動画が27,000本以上アップされトータルの再生回数は約2億6千万回となる(2020年9月現在)
また、Spotify「バイラルTop50」で1位を獲得。
LINE MUSIC「アルバムトップ100」で1位にランクイン。(2020年12月)
多くの人をその歌声で魅了し、今話題沸騰のシンガーソングライター川崎鷹也さん。今回は、JTBが運営するふるさと納税ポータルサイト「ふるぽ」のCM挿入曲を歌う川崎さんに、故郷である栃木県の思い出スポットを伺い、地域ナビゲーターが現地を訪れ、その魅力を伺ってきました。
栃木県には、子ども時代に出かけた場所、今でも帰郷すると必ず訪れる場所など、川崎さんにとって特別な場所がたくさんあるそうです。行ったことのあるスポットが登場しないか、ぜひ探してみてくださいね。
レースだけでなくアトラクションやレストランも豊富でずっと退屈しない場所です。
栃木県東部、茨城県に接する茂木町にあるのが「ツインリンクもてぎ」。世界最高峰のニ輪レースをはじめ、様々な二輪四輪レースが開催されるサーキットがあるほか、遊園地や森、レストランやホテルなどが点在。「レースだけでなく、アトラクションやレストランも豊富でずっと退屈しない場所です」と川崎さんが話す通り、1日では遊びきれない巨大レジャースポットです。
親子には「モビパーク」がおすすめです。パークにはアスレチックや立体迷路、バイクや車のアトラクションがずらり。中でも、子どもに人気なのが5階建ての「森感覚アスレチックDOKIDOKI」です。これは丸太を渡ったり、ボルダリングのような壁を越えたりと、39種類の難関を超えて頂上を目指す“木登り型“アスレチック。
広報担当の中森清香(なかもり さやか)さんは「モビリティを操る喜びやチャレンジする楽しさなど、お子さまが成長できるアトラクションがモビパークの魅力です」と話しています。
DOKIDOKIで森を類似体験したら、次は本物の森「ハローウッズ」へ向かいます。森の中には、池や広場、迷路などが点在。のんびりと散策を楽したり、自然素材を使ったクラフトなどの体験プログラムに参加したり、木と木の間を飛び回る「ジップライン」に挑戦したり...さまざまな楽しみ方が用意されています。
「とことん遊び尽したい!」という人には、親子向けのファミリールームを備えた「ホテルツインリンク」、グランピングやキャンプが楽しめる「森と星空のキャンプヴィレッジ」の2つの宿泊施設を用意。満点の星と木漏れ日…大自然の中で至福の時間が味わえます。
「子どもの夢や挑戦する気持ちを大切にしたい」という思いが施設内のあちこちに散りばめられているツインリンクもてぎは、親子の絆、自然との絆を深めてくれるスポットです。
ツインリンク もてぎ
栃木県芳賀郡茂木町桧山120-1
0285-64-0001
9:30〜17:00 ※季節やイベントで変更することがあります。
無休 ※1月下旬〜2月上旬はシステム点検のため休み、12月〜2月は火曜、水曜休
※施設に属する情報に関しましては、予告なく変更となる可能性がございます。ご訪問の際は各施設のホームページ等で最新の情報をご確認いただきますようお願いいたします。
江戸時代にタイムスリップし、そしてその体験ができる場所。ショーもあったり、忍者体験、花魁道中も見ることができてとても楽しいです。
「江戸時代にタイムスリップし、そしてその体験ができる施設。ショーもあったり、忍者体験、花魁(おいらん)道中も見ることができる、とても楽しい場所です」と川崎さんが話す通り、一歩足を踏み入れた途端、江戸人になりきれるカルチャーパーク。華やかな着物をまとった町娘やちょんまげ姿のお侍に迎えられ、入り口から進んでいくと、時代劇や歴史の教科書でしか見たことのない世界が目の前に。一気にワクワク感が高まります。
江戸ワンダーランド日光江戸村は日光市にある江戸時代を再現したカルチャーパーク。宿場町や商家街、武家屋敷、忍者の里など5つのエリアでは、せんべい焼きや浮世絵の方法で描く「摺(す)り体験」といったさまざまな体験から、買い物、飲食などが楽しめます。また、江戸時代の伝統芸「水芸」や「花魁道中」なども披露され、江戸時代の文化を肌で感じることができます。
「もっと江戸人になりきりたい!」という人には、「変身処」がおすすめ。町人や侍、殿様や農民、忍者などの衣装が用意され、好きな江戸人に変身できます。また、江戸時代の職業が体験できるユニークな「江戸職業体験」も人気のプログラム。中でも子どもたちに好評なのが「忍者体験」です。大きな手裏剣をくぐりぬけるなど、過酷な“修行”に子どもたちも大興奮。
非日常の「江戸時代」を丸ごと楽しめる江戸村は、子どもはもちろんのこと、日頃、ワクワク感やドキドキ感を忘れている大人にこそ、楽しんでほしいワンダーランドです。
江戸ワンダーランド 日光江戸村
栃木県日光市柄倉470-2
0288-77-1777
9:00〜17:00(3月20日〜11月30日)、9:30〜16:00(12月1日〜3月19日)
水曜
※施設に属する情報に関しましては、予告なく変更となる可能性がございます。ご訪問の際は各施設のホームページ等で最新の情報をご確認いただきますようお願いいたします。
子供の頃から遊びに行く水遊園、色んな川の生き物がいます。
清流・那珂(なか)川のほとりに広がる「栃木県なかがわ水遊園」。川崎さんも子どものころから遊びに出かけている場所で、園内は広大な芝生広場やつり池などが点在しており、家族でのんびりできるスポット。その一角、まるで池の中に浮いているような建物が栃木県唯一の水族館「おもしろ魚館」で「いろんな川の生き物がいて楽しめます」と川崎さん。
魚館のメインとなっているのが淡水魚です。最初は那珂川の源流から下流までの自然を再現し、そこに生息する魚たちを紹介。見学は屋内ですが水槽自体が屋外にあるため、太陽がきらめき、草や花が風に揺れる自然そのままの姿を観察することができます。
続いての展示「アマゾン大水槽」は、思わず歓声を挙げてしまうほどの迫力。アマゾン川を再現した水槽としては日本最大級で、トンネル型の水槽のため頭上を大きな魚が行き交う様子は圧巻。2.7mのピラルクー、ナマズやエイなど100種類以上の魚が悠々と泳ぐ姿を見ていると、時が経つのを忘れてしまいそうです。
また、子どもたちに人気なのが、多彩な「体験メニュー」です。「創作工房」「おさかな研究室」「味わい工房」では、週末を中心に子ども向けのさまざまな体験教室を開催。ハコフグの形をしたパン作りや魚拓作りなど、水族館ならではのユニークな体験が用意されています。
魚館の魅力は、なんといっても淡水魚の魅力を余すところなく味わえるところ。「淡水魚は地味」という思い込みを見事に覆してくれる水族館です。
栃木県なかがわ水遊園
栃木県大田原市佐良土2686
0287-98-3055
9:30〜16:30(7月20日〜8月31日は〜17:00)
月曜(祝日の場合は翌日)、毎月第4木曜(祝日の場合は開館) ※夏休み期間中は無休、施設メンテナンスによる休園あり
※施設に属する情報に関しましては、予告なく変更となる可能性がございます。ご訪問の際は各施設のホームページ等で最新の情報をご確認いただきますようお願いいたします。
地元、那須に帰ったら必ず食べるそばがあります。
那須高原の有名なレジャースポットが集まるエリアの一角。背後に那須連山が迫り、四季折々の美しい景色が楽しめる清流の里は、「地元、那須に帰ったら必ず食べるそばがあります」という川崎さんおすすめの香り高い本格手打ちそばが人気です。
清流の里を訪れ、最初に目に飛び込んでくるのは「滝」。滝は那須連山の伏流水で、その清冽な水を利用した釣り堀ではイワナとニジマスが釣れます。釣った魚はその場で炭火焼に。自然塩をまぶし炭火でじっくり焼いたイワナは、くさみがなく、自然塩が身のあまみを引き立てます。「魚をおいしくする決め手はきれいな水です」と同里の髙根沢昇(たかねざわ のぼる)代表。
イワナと並ぶ同里名物が、川崎さんイチオシのそば。小粒なため収穫量が少なく“幻のそば”といわれる「信濃一号」を自家製粉して提供。確かに、かめばかむほど香りと甘みが口の中に広がります。「栃木しゃものつけそば」なら、栃木しゃものうま味たっぷりの出汁、弾力あるしゃも肉、香り高いそばが一度に味わえます。
同里には3世代で訪れるリピーターも多いそうです。「観光地だからこそ、おいしいもの、感動できるものを提供したいですね」と髙根沢代表。那須連山の壮大な景色とともに、こだわりのそばを味わえば、那須での旅の記憶がより鮮やかに刻まれることでしょう。
滝のある釣り堀 那須高原 清流の里
栃木県那須郡那須町高久乙2714-2
0287-78-0337
釣り堀 9:00〜16;00、お食事 11:00〜16:00 ※季節変動あり
木曜、元日 ※8月・祝日は無休
※施設に属する情報に関しましては、予告なく変更となる可能性がございます。ご訪問の際は各施設のホームページ等で最新の情報をご確認いただきますようお願いいたします。
川崎さんが子どものころ、そして現在も訪れるという栃木県のおすすめスポットには、ドキドキしたり、ワクワクするような出会いがたくさんありました。どのスポットも親子で楽しめますが、もしかしたら子どもより大人のほうが夢中になってしまうかもしれません。日常を離れて、ちょっと忘れていた“何か“を探しに出かけてみませんか?
関東支部 ふるさとLOVERSナビゲーター
斎藤 里香
群馬県在住。北関東と埼玉を中心に取材・執筆活動をしています。いろいろな「コト」や「モノ」に携わっている人々の“代弁者”として、頑張っている姿や魅力、人々の思いなどを少しでも多くの人たちに伝えられたら嬉しいです。