静岡県伊豆市

春らんまんの伊豆満喫旅へ

2021.05.01

春になると旅行に行きたくてうずうずしてきますよね。そんなあなたにぜひご紹介したいのが伊豆半島の中部に位置する中伊豆。「咲き誇る春の花を楽しみたい」「風情あるお宿で癒やされたい」「伊豆ならではのグルメやスイーツを満喫したい」。中伊豆ならこんなにたくさんある希望が全部叶っちゃうんです。さあ、一泊二日の春らんまん中伊豆満喫旅に早速出かけてみましょう!

おすすめモデルコース

1日目

  12:30 修善寺駅限定あじ寿司を堪能

伊豆箱根鉄道の終着駅である修善駅改札を出るとすぐ目に入るのが創業60年の「舞寿し」。駅弁の販売当初から修善寺駅と共に利用客を見守り続けて来ましたが、近隣のコンビニの登場で事業は転換期を迎えます。もともと、すし屋を営んでいた強みを活かし、地産地消の寿司駅弁「武士のあじ寿司」を開発。口コミに加えて催事出店やメディア紹介で評判となり、県外からも買い求めに来る人が多い人気店です。オーナーご夫妻、お母さまのお人柄もあり、発売から25年以上に渡り多くのファンに愛され続けています。

看板メニューは「武士のあじ寿司」。伊豆産コシヒカリを炊き上げ白ゴマをまぶした酢飯に、沼津近海の天然地アジの切り身を贅沢にのせ、無添加、作りたてにこだわっています。

実は青魚の生臭さが苦手というご主人とご家族が徹底してこだわったのは、アジの生臭さを抑えつつ生の食感を活かすことでした。骨抜きや皮引きもひとつひとつ丁寧に手作業で行います。アジを酢締めしたあと一晩寝かせて熟成させることで、じんわりと酢が浸透。アクセントに添えられた天城産の生わさび、松崎の桜葉、レモン、しょうがの名わき役たちが、一口ごとに変わるさまざまな味とさわやかな香りを楽しませてくれます。

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施設名

舞寿し

住所

静岡県伊豆市柏久保625-6

電話番号

0558-72-2416

営業時間

9:00~16:00

休業日

水曜

 

※施設に属する情報に関しましては、予告なく変更となる可能性がございます。ご訪問の際は各施設のホームページ等で最新の情報をご確認いただきますようお願いいたします。

  13:00 パステルカラーの花々に囲まれて虹の郷散策

あじ寿司のお弁当を購入し、向かうのは、修善寺虹の郷(にじのさと)。日本庭園内にあるしゃくなげの森や藤棚に咲くパステルカラーの花々が出迎えてくれます。園内にはベンチや東屋があり、お弁当の持ち込みもOK。きれいな花を眺めながらお気に入りの場所で食事ができます。

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施設名

修善寺虹の郷

住所

静岡県伊豆市修善寺4279-3

電話番号

0558-72-7111

営業時間

9:00~17:00

休業日

火曜(※今後の状況により、変更の可能性あり)

 

※施設に属する情報に関しましては、予告なく変更となる可能性がございます。ご訪問の際は各施設のホームページ等で最新の情報をご確認いただきますようお願いいたします。

  16:30 ねの湯対山荘でこだわりの世界観に浸ろう

遊び疲れたら本日のお宿「ねの湯 対山荘」へ。対山荘は昭和27年創業の老舗で、15年前に大規模なリニューアルを行いました。このときこだわったのが、後世に残したい古き良きものをうまく使うこと。創業当時の資材、古道具や骨董が随所に使われ、本物だけが出せる風情で館内が満たされています。客室は新しいけれど懐かしさを感じる作り。高級感と癒しのバランスが絶妙です。間接照明の暖かな光に包まれると心がとろんとほぐれていきます…。

夕食前に温泉でリラックス。まず注目は富士山の溶岩石を使った内湯。遠赤外線の効果で体の芯からぽかぽか。さらにマイナスイオンの効果でまるで森林浴をしているかのようなリラックス効果が感じられるんです。

さらに見えないところに対山荘のこだわりが。女性の方は浴場でお湯の表面を揺らしてみてください。すると、湯底にゆらゆら揺らめく幻想的な光が映し出されます。これは「f分の1のゆらぎ」といって、このゆらぎを感じるとキャンドルの炎と同じように自然とリラックスできる仕掛けなんです。さりげなく、でも計算された対山荘のこだわりに触れると旅の満足度がいっそう高まります。

お風呂を上がったらお待ちかねの夕食です。対山荘のお料理は、すべて手作業で作られている、その名も「手仕事和食」。日頃の疲れを体の中から癒やしてくれるやさしい素材を使用しています。さらに、高タンパク、低脂質、塩分控えめになるよう工夫を凝らしている点も大注目。一口ごとに体と心が健康になっていくのを感じます。

施設名

施設名

修善寺温泉 ねの湯 対山荘

住所

〒410-2416 静岡県伊豆市修善寺883

電話番号

0558-72-0331

受付時間

8:00~21:00

 

※施設に属する情報に関しましては、予告なく変更となる可能性がございます。ご訪問の際は各施設のホームページ等で最新の情報をご確認いただきますようお願いいたします。

2日目

  7:00 竹林で朝の凛とした空気を吸い込んで

2日目の朝は対山荘から徒歩10ほどの場所にある竹林の小径へ。青く澄んだ空に向かってすっと伸びる竹が織りなす小径を歩いて行くと、大きな竹の円形ベンチに到着。ここに座って朝の凛とした空気を吸い込むと、体が生まれ変わったような爽快感に包まれます。

朝の散歩から帰るとちょうどお腹がすいてくるころ。朝食を食べたら早速出発しましょう。

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施設名

竹林の小径

住所

〒410-2416  静岡県伊豆市修善寺1031−1

 

※施設に属する情報に関しましては、予告なく変更となる可能性がございます。ご訪問の際は各施設のホームページ等で最新の情報をご確認いただきますようお願いいたします。

  10:30 ボンボンベリーでいちごを味わい尽くそう

伊豆に来たならぜひ立ち寄りたいのがこちら。「道の駅伊豆のへそ」内にあるいちご専門店「いちごBonBonBERRY(ボンボンベリー) 伊豆の国factory(ファクトリー)」です。ボンボンベリーは、1年を通して生のいちごを食べられる大人気の施設。伊豆の国市の特産品紅ほっぺなどを使った商品が約110種類も揃っています。カフェコーナー、お土産コーナー、ソフト・ドリンクコーナーが1個の施設に詰まっているので、全部巡っていちごを味わい尽くしちゃいましょう!

おすすめのお土産ナンバーワンは、紅ほっぺの甘味と酸味が絶妙バランスのいちごバウムクーヘン。一番内側はいちごたっぷりのいちご生地、真ん中は甘味を引き出す練乳生地、外側はいちごチョコ生地の3層構造でできています。お土産コーナーのすぐ隣にあるファクトリーで製造された作り立てのものが販売されているんですよ。作り立てだからこそ味わえるしっとりふわっとした生地も自慢です。

カフェスイーツのおすすめナンバーワンは、約1パック分のいちごが使用された贅沢なボンボンパフェ。こちらのパフェには、いちごの甘さを引き立てる10種のクリームが使われています。甘さ控えめのクリームのおかげで、こんなにたくさんのいちごもぺろっと全部食べられちゃうんです。「いちごってこんなにおいしかったの?」と思わずにはいられない感動もののスイーツ。「追いいちごソース」をかけて最後の一口までご堪能あれ。

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施設名

いちごBonBonBERRY(ボンボンベリー)  伊豆の国factory

住所

〒410-2315  静岡県伊豆の国市田京195−2

電話番号

0558-99-9300

営業時間

物販(お土産コーナー):9:00 - 17:00   ボンボンベリーカフェ(カフェコーナー) 平日 / 10:00 - 17:00(イートインLO 16:30) 土日祝 / 9:00 - 17:00(イートインLO 16:30)   ボンボンベリースタンド(ソフト/ドリンクコーナー) 平日 / 10:00 - 17:00 土日祝 / 9:00 - 17:00

 

※施設に属する情報に関しましては、予告なく変更となる可能性がございます。ご訪問の際は各施設のホームページ等で最新の情報をご確認いただきますようお願いいたします。

春らんまんの中伊豆満喫旅、いかがでしたか?咲き誇る藤やしょうぶ、しゃくなげ、風情ある修善寺温泉、絶品のあじ寿司やいちごスイーツ。こんなに盛りだくさんの内容をさくっと一泊二日で楽しめるのが中伊豆の推しポイント。春の陽気に誘われて気分転換したくなってきたら、ぜひ中伊豆に足を運んでみてくださいね。

※施設に属する情報に関しましては、予告なく変更となる可能性がございます。ご訪問の際は各施設のホームページ等で最新の情報をご確認いただきますようお願いいたします。

地域ナビゲーター

山口 敦子

静岡支部 地域ナビゲーター
山口 敦子

静岡県静岡市在住。好きなことは自然散策、間取り図を眺めること。現在は、「いちぼし堂」でリモートワーク(月に数回出社)実践中。子どもの頃夢中になった宝探しのような視点で、取材先の隠れた魅力を発掘して伝えていきます。