兵庫県神戸市

大満足!神戸感動グルメ旅

2020.10.01

海と山に挟まれた神戸は、日本でいち早く海外文化を取り入れた街として有名です。海からは寄港する船の汽笛が鳴り響き、山から見下ろす景色は格別。洗練された欧米風な景観、グルメはもちろん、灘の酒蔵に代表される古くから続く和の文化も色濃く残しています。

さまざまな文化が共存し共栄する神戸は、「食」の宝庫!神戸生まれのおいしいスポットを巡る旅コースを紹介します。

おすすめモデルコース

1日目

14:00世界に誇る日本酒で旅の始まりに乾杯♪

まず訪れたのは日本を代表する酒どころ「灘五郷(なだごごう)」。神戸市と西宮市にまたがる灘五郷では、宮水と呼ばれる日本酒に最適な地下水が発見されて以降、古くから日本酒作りが盛んに行われてきました。そんな灘五郷の一つ、御影郷(みかげごう)で江戸時代中期から続く酒蔵が「神戸酒心館」です。

「神戸酒心館」では、量より質を追求し、手作りの麹に兵庫県産の米と宮水で、一本一本丁寧な酒造りを心がけています。特に銘柄「福寿 純米吟醸」は、ノーベル賞の公式行事で振る舞われるなど世界で認められる品質。かつての酒蔵を利用した、試飲のできる売店やレストランには気軽に出入りでき、蔵見学も可能です。飲んで食べて学んで、日本酒がもっと好きになれるスポットです。旅の始まりは世界が認める日本酒で乾杯♪ほろ酔い気分でスタートです!

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施設名

神戸酒心館

電話

078-841-1121

住所

〒658-0044 神戸市東灘区御影塚町1-8-17

営業時間

蔵見学10:00〜18:00、蔵の料亭さかばやし(レストラン)、昼:11:30〜14:30(14:00ラストオーダー)、夜:17:30〜22:00(21:00ラストオーダー)、蔵元ショップ東明蔵10:00〜19:00

定休日

蔵見学:なし(1月1日〜3日を除く)、蔵の料亭さかばやし(レストラン):なし(大晦日・1月1日〜3日を除く)、蔵元ショップ東明蔵:なし(1月1日〜3日を除く)

 

※施設に属する情報に関しましては、予告なく変更となる可能性がございます。ご訪問の際は各施設のホームページ等で最新の情報をご確認いただきますようお願いいたします。

18:00神戸ビーフをはじめ、兵庫の旬の食材を堪能

日本、海外を問わず多くの人が「神戸」と聞けば、「牛」を連想するかもしれません。それほどまでに認知された世界的ブランド牛「神戸ビーフ」や「但馬牛」をはじめ、兵庫県産の食材を堪能できるのが、JA全農兵庫直営「神戸プレジール本店」です。

ディナーのメインはもちろん、神戸ビーフ。肉質の良い但馬牛の中から、さらに厳選された神戸ビーフを目の前で焼き上げます。もちろん脇を固める野菜のメニューも特別です。食材のことを知り尽くしている生産者さんとシェフが連携し、その時一番おいしい食材を一番引き立てる調理法で登場します。

神戸のディナーとして、この上ないメニューではないでしょうか。生産者さんと距離の近いJA全農兵庫直営だからこそ提供できる、至極の料理をご堪能ください。

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施設名

JA全農兵庫直営レストラン神戸プレジール本店

電話番号

078-571-0141

住所

神戸市中央区下山手通2丁目11-5 ホテル ザ・ビー神戸1F

営業時間

ランチ / 11:30~15:00 [LO.14:00]、ディナー / 17:00~22:30 [LO.21:00]

定休日

月曜日(月曜が祝日の場合は営業。翌火曜日が振替休業日となります。)

 

※施設に属する情報に関しましては、予告なく変更となる可能性がございます。ご訪問の際は各施設のホームページ等で最新の情報をご確認いただきますようお願いいたします。

20:00一日の終わりは、神戸の夜景にうっとり

おなかを満たしたあとは、明日に備えて腹ごなし。目指すのは、夜一押しのスポット、六甲山地に属する摩耶山の展望広場「掬星台(きくせいだい)」です。「星を掬(すく)う」の文字通り、神戸の夜景を一望でき、函館山、稲佐山に並ぶ日本三大夜景の一つです。おしゃれな街並みの神戸の中でも、指折りのロマンチックなスポット。平日でも多くの人でにぎわいます。

特に元日、夜景から初日の出に切り替わるタイミングは非常に混雑します。山が近い神戸だからこそ、視界いっぱいに広がる景色。その眺めにうっとりして、一日を締めくくりましょう。

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施設名

掬星台

電話番号

078-843-7001

住所

〒657-0105 神戸市灘区摩耶山町2-2

定休日

なし(まやビューラインは火曜定休)

 

※施設に属する情報に関しましては、予告なく変更となる可能性がございます。ご訪問の際は各施設のホームページ等で最新の情報をご確認いただきますようお願いいたします。

21:00上質なオーベルジュで、旅の疲れを癒やして

風見鶏の館など異人館と呼ばれるクラシックな洋風建築が立ち並ぶ北野エリア。中でも目を引くレンガ造りの建物「神戸北野ホテル」が本日の宿です。

「美食を愛でる、心豊かなひとときを過ごしていただきたい」をコンセプトにした都市型オーベルジュで、上質なくつろぎの空間を提供しています。英国調の家具があしらわれたクラシカルな雰囲気のお部屋で、ゆっくり旅の疲れを癒やしましょう。

2日目

08:00「世界一の朝食」で、最高の1日をスタート

2日目の朝!ここ、神戸北野ホテルといえば、そう「世界一の朝食」です。

総支配人を兼ねる山口総料理長が師事した世界的シェフ、ベルナール・ロワゾー氏が編み出した「世界一の朝食」を世界で唯一公式に提供。季節のフルーツを使った数種類の「飲むサラダ」、手作りコンフィチュールや国産蜂蜜とともに楽しむ焼き立てパンなど、このために宿泊する人もたくさんいる人気の朝ごはんです。

「チェックインからチェックアウトまでの最高の体験を朝食で締めてほしい」という山口総料理長の思いが詰まった朝食は、ダイニング「イグレック」で。多数の要望から現在は、宿泊客以外にも提供しています。オーベルジュが満を持して提供する朝食は、旅のメインといっても過言ではありません。

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施設名

神戸北野ホテル

電話番号

050-3177-4658

住所

〒650-0003 神戸市中央区山本通3丁目3番20号

営業時間

朝食:7:30~10:00、ランチ:12:00~13:30 (L.O)、カフェ:13:00~15:00 (L.O)、ディナー:18:00~20:30 (L.O) ※状況により営業時間が変更になる場合がございます。

定休日

無休

 

※施設に属する情報に関しましては、予告なく変更となる可能性がございます。ご訪問の際は各施設のホームページ等で最新の情報をご確認いただきますようお願いいたします。

10:00お土産にぴったり!神戸っ子が認めたパン

細い道や坂道の多い神戸北野地区。「あの角を曲がった先には何があるだろう」と考えながらブラブラするのも一興です。輸入物を扱う雑貨店やレトロなカフェなど、思わず立ち寄りたくなるお店がたくさん!そんな北野エリアでぜひ立ち寄りたいのが、焼きたてパンの香り漂う「ル・パン神戸北野」です。

ル・パン開店のきっかけは、神戸のベイエリアに位置するホテル ラ・スイート神戸ハーバーランドで提供していたパン。パンの味にはうるさい神戸っ子に認められ、「買って帰りたい」という多数の声から、パンとスイーツの専門店をオープンするに至りました。

“究極の柔かさ”を追求した食パン「Le Roi(ル・ロワ)」をはじめ、オーガニックなもの、ナチュラルなものにこだわり、パン生地は無着色無香料で保存料不使用。食材の宝庫と呼ばれる兵庫県の素材をふんだんに使った、パンとスイーツが並びます。独り占めするもよし、お土産に買って帰っても喜ばれること間違いなしの逸品です。

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施設名

ル・パン神戸北野 本店

電話番号

078-251-3800

住所

〒650-0003 神戸市中央区山本通2-7-4

営業時間

8:00~19:00

定休日

無休(イベント時を除く)x

 

※施設に属する情報に関しましては、予告なく変更となる可能性がございます。ご訪問の際は各施設のホームページ等で最新の情報をご確認いただきますようお願いいたします。

港をきっかけに発展していった神戸は、来るものを拒まずに受け入れながら文化を昇華させてきた歴史があります。世界一の朝食、パンとスイーツ、日本酒に神戸ビーフ。国内、海外の食の魅力がぎゅっと凝縮された街です。異国情緒漂う神戸で、日常とは違う特別な旅を満喫してみてはいかがでしょうか。

地域ナビゲーター

野尻順平

近畿支部 フォト/ビデオグラファー
野尻順平

大阪市在住。会社員時代を経て、フリーのカメラマンへ転身。地域に眠る魅力を発信することを自分の務めとして、住所不定の勢いで全国を飛び回り絶景、伝統工芸などを撮影。映画、お笑い、漫画などサブカルチャーが大好物。写真以外のジャンルから表現方法を吸収し、撮影に活かせないか日々模索中。